【関西空港】タイ航空ロイヤルオーキッドラウンジの使い道
- 2019.07.09
- 空港ラウンジ

関西の空の玄関口である関空ですが、タイ国際航空によるバンコク・スワンナプーム国際空港への直行便が就航しています。
スターアライアンス加盟の航空会社の搭乗口がある関空の北ウイングにはANAとタイ航空の2つのエアラインラウンジがあります。ラウンジにはゴールドカード等の保有で利用できるカードラウンジと航空会社が保有するエアラインラウンジが有り、サービス内容はエアラインラウンジの方が圧倒的に良いものとなっています。
カードラウンジとエアラインラウンジは100%ではないですがほとんどが以下のようなサービス内容となっています。
サービス内容 | カードラウンジ | 国際線エアラインラウンジ |
ドリンク | ソフトドリンク | ソフトドリンク、アルコール |
食事 | 軽いスナック | ビュッフェ |
施設 | トイレ、充電用コンセント | トイレ、充電用コンセント、シャワー |
場所 | 保安検査前 | 保安検査後 |
利用条件 | 指定のクレジットカードを保有 or利用料金の支払い | プレミアムエコノミー以上のクラスに搭乗 or 航空会社の上級ステータスを保有者とその同行者 |
今回僕は関西空港のタイ航空ロイヤルオーキッドラウンジを利用してきました。その名の通りタイ航空が運営しているエアラインラウンジです。”微笑みの国”で知られるタイのフラッグキャリアであるタイ航空のラウンジ、どのようなものか気になりますが果たして・・・
それでは関西空港国際線タイ航空ロイヤルオーキッドラウンジの内容を確認していきましょう。
ロイヤルオーキッドラウンジの場所
- 出国審査を抜けたらそのまま左方向に歩き、北ウイングの先端駅行きシャトルの乗り場を目指します
- 先端駅行きシャトルに乗ります
- 先端駅に到着したらエスカレーターを下りてすぐにロイヤルオーキッドラウンジがあります
ロイヤルオーキッドラウンジの前ではタイ航空のCAさんの看板が出迎えてくれます。
ロイヤルオーキッドラウンジ利用条件
ロイヤルオーキッドラウンジの利用するには、タイ航空またはスターアライアンス加盟航空会社運行便に搭乗する必要があります。その条件を満たした上で下の資格を持つ人がロイヤルオーキッドラウンジを利用できます。
- ビジネクスラス搭乗者
- スターアライアンスゴールドメンバー(ANA上級会員、SFC保有者等)
基本的にANAラウンジの利用資格がある人はロイヤルオーキッドラウンジを利用できます。
つまり、タイ航空に乗らなくてもANAのビジネスクラスに乗ったり、エコノミークラスに搭乗予定でもスターアライアンスゴールドメンバーならロイヤルオーキッドラウンジは利用可能です。
ロイヤルオーキッドラウンジ内部
それでは気になる関空のロイヤルオーキッドラウンジの内部を見ていきましょう。
内観・席
関空のロイヤルオーキッドラウンジはかなりこじんまりしていて、上の写真がほぼ全景です。壁際のテーブル席にはコンセントを挿せるのでスマホやPCの充電ができます。
僕が行った時は混雑はしていなかったですが、席数が少ないのでそこまで空いてる席がなかったです。
ドリンク
ビールはアサヒとキリン。冷蔵庫にはトマトジュース、アップルジュース、オレンジジュース、牛乳、ワイン、トニックウォーター。他にも紅茶やお茶のティーバックが置いてあります。
ANAラウンジと比べるとアルコールの種類が少ないですが、お酒好きの人からしたらアルコールがあるだけカードラウンジよりはマシかなっていう程度ですね。
食事
食事はパン数種類、おにぎり、バナナ、カップ麺とホットミールはありませんでした。
ホットミールが数種類あるANAラウンジと比べるとかなり劣りますね。
エコノミークラスに乗るならここである程度お腹を膨らますのもありかもしれませんが、ビジネククラス以上に乗る場合は美味しい機内食がたくさん出るのでロイヤルオーキッドラウンジの食事でお腹を膨らませてしまうのはかなりもったいないと思います。ビジネククラス以上に乗る場合はロイヤルオーキッドラウンジでは我慢して何も食べず、お腹を空かせてから搭乗して美味しい機内食をお腹いっぱい食べましょう。
施設
序盤で大半の国際線エアラインラウンジにはシャワーがあると言いましたが、ここ関西空港のロイヤルオーキッドラウンジには残念ながらシャワーはありません。この食事やドリンクの内容からしてシャワーがあったら逆に驚きですね。
にしても関空→バンコク・スワンナプーム空港まで6時間ぐらいのフライトにはなるのでもしシャワーがあったらかなり有難いはずです。
まとめ
・ドリンク:アルコール種類少・食事:ホットミールが無し
・シャワー:無し
・メリット:タイ航空の搭乗口に近い
という訳でちょっとショボめなロイヤルオーキッドラウンジですが、基本的にロイヤルオーキッドラウンジの利用資格がある人はANAラウンジの利用資格がありますのでそれを前提としてオススメの使い方を紹介します。
【タイ航空利用者】のオススメ
ラウンジでがっつり飲み食いをされたい方はANAラウンジに行かれた方が良いでしょう。タイ航空を利用される方は搭乗時刻が近くなったらタイ航空の搭乗口の近くにあるロイヤルオーキッドラウンジに移動して搭乗時刻ギリギリまでくつろぎましょう。
【ANA or ロイヤルオーキッドラウンジから遠い搭乗口の航空会社利用者】のオススメ
ロイヤルオーキッドラウンジに来る必要はないと思います。ANAラウンジで搭乗時刻までゆっくりしましょう。
タイ航空ロイヤルオーキッドがある北ウイングにはANAラウンジがあります。下の記事で関空の国際線ANAラウンジについてレポートしているのでご覧くださいませ。
-
前の記事
【関西空港】国際線ANAラウンジをレポート 2019.07.07
-
次の記事
【エアバスA380】タイ国際航空ビジネスクラス搭乗記 TG623 関空→バンコク 2019.07.15
コメントを書く